【FIT-FIELD】第3回教養講座を実施しました(全3回)
- fitac1
- 1 日前
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本学では、主体的な学びで豊かな人間性を育成する教育プログラム「FIT-FIELD」を実施しています。今年度は「教養」をテーマに、学年別に4月、5月、そして今回9月にかけて全3回の講座を開催しました。今回がその最終回となり、課外活動における4つの強化クラブ(ラグビー部・硬式野球部・女子柔道部・吹奏楽団)に所属する部員234名と学業特待生36名、今年度より加わったFIT女子会1名、クラブ・サークル9団体(卓球部・写真部・情報技術研究部・モダンアート部・剣道部・男子バレーボール部・軟式野球部・準硬式野球部・バドミントン部)から希望する部員23名の、計294名が参加しました。
1年生 講師:教養力育成センター 上寺教授
課題解決(自己実現に向けた目標設定)、自己責任(言動・行動に対する問題解決能力)、自立と自律(心の危機管理のための「克己の工夫」)をテーマに、「立志」「謙虚」「感謝」「素直」「義」「信」といったキーワードを交えながら、心の環境づくりについてレクチャーが行われました。


2年生 講師:情報工学部長 藤岡教授
「AI時代の学び方」「AIと倫理」「AIとスポーツの未来」をテーマに、AI技術が生活のあらゆる領域に浸透している現代において、何に留意し、AIをいかに活用すべきかについてレクチャーが行われました。
情報の選別能力や批判的思考を養う必要性、AIが個人情報のプライバシーや公平性に与える影響を理解し、倫理的な視点を持つことの重要性、さらにスポーツの技術向上においてもAIを補助ツールとして活用できる可能性などが語られました。


3年生 講師:キャリアコンサルタント 磯野氏
「なぜこの講座を行うのか」「課題解決力がなぜ必要なのか」「組織ビジネスマネジメントの重要性」「タイムマネジメントにおける上級生としてのリーダーシップとは何か」といった問いを通じて、問題提起に対する批判的思考力を高め、論理的思考を活かす手法について学びました。



4年生 講師:(有)ペニーセーバー 寺嶋氏
前年度に実施した講座を振り返りながら、講座の目的を改めて明確にし、課題解決に必要な能力を再確認しました。そのうえで、個人の課題がチームにどのような影響を及ぼすのか、またチームとしての課題とは何かというテーマについて、ワークショップ形式で学びました。さらに、ビジネス感覚を養うために、リアルなコスト感覚を実践的に学ぶ機会も設けられました。


本年度の「FIT-FIELD」教養講座は、全3回を通じて、学生一人ひとりが自らの可能性を広げ、社会で求められる力を育む貴重な機会となりました。各回のテーマに沿って、学びを深め、仲間とともに考え、行動することで、主体的な成長への一歩を踏み出しました。今後も本学では、学生の人間力と実践力を高める教育プログラムを継続的に展開してまいります。